GDIグループダイナミックス研究所自分の中にもう一人の力持ちがいる

参加者の声N様

徹底したディスカッションで育んだ、信念や使命感を行動で示していきたい。

 

徹底したディスカッションを経て、自分自身が変化

新鮮なカルチャーショックを受けました。徹底的なディスカッション、それも一つひとつのテーマについて、解決を求めずに話し合うという体験は今までありませんでしたから。社員研修・教育担当として、AIAには以前から興味を持っていましたが、2泊3日、じっくりとディスカッションをしてみて、自分が「変わってくる瞬間」が見えた気がしました。

普通の研修だとグループ討議の時間はごく限られており、深い話し合いはほとんどできません。その点、AIAは時間をかけてとことん話し合うので、「自分は、本当はこういう考えを持っていたんだな」とか、「そういう考え方もあるのか、そう思う人もいるのか」など、自他の捉え方が徐々に変わっていきました。こうした変化を見つけられたことが大きな収穫でした。

仕事上の話し合いでは問題解決を求められますから、最善の答えを導き出そうと意識するあまり、視野が狭くなって発想が制約されてしまうこともあります。一方、AIAでは自由に意見や考えを伝えることができ、かつ、どのような意見でも受け入れやすくなるので、結果的に名案が生まれやすいですね。何度もディスカッションを重ねるうちに、話すときも聴くときも、主体的に関わる姿勢が自然と身についていきました。

 

自分事として問題に取り組み、使命感をもって生きたい

AIAに参加してから、職場の同僚や後輩など、他人のことも自分事と思って、気配り、目配りをして関わっています。問題が生じたとき、直接自分に関わりがない場合であっても、何か自分にできることはないかを探し、率先して解決に向けて協力するようになりました。最終的に組織全体の利益になれば自分のためにもなるわけですから、人のせいにしない、人任せにしない、前向きな姿勢を心掛けています。

また、「使命感を持って生きたい」と強く願うようになりました。使命感とは、自分自身がそうするべきだと思うこと。人から言われるものではなく、自分で決めるもの。何でも手を抜けば手を抜いただけの結果にしかならないでしょうし、苦労を厭えば途中で挫折します。少しでも良い仕事、良いものを作り上げるには、決して安易な道を選んではならないと自分に言いきかせています。

今後の抱負は、自分自身がさらに大きくなっていくことです。心の広さ、行動力、考え方、知識、経験等々の可能性を広げ、自分の存在が人々に希望を与え、必要とされるような人間になれるよう、思いを行動で示していきたいです。

 

※The Coordinator 第258号(グループダイナミックス研究所発行)のインタビュー記事に一部編集を加え、個人を特定できる情報を除いた上で掲載しています。